参考文献(基軸通貨ドル関係)

◾️参考文献

とくにお世話になった文献は🟡、超おすすめ文献に🔴とコメントを付けます。

書籍

◯西村陽造・佐久間浩司『新・国際金融のしくみ』(有斐閣アルマ、2020年)

🟡奥田宏司・代田純・櫻井公人編『深く学べる国際金融』(法律文化社、2020年)(とくに第4章 ドル体制の変遷と現状[奥田宏司]

◯永易淳『はじめて学ぶ国際金融論』(有斐閣ストゥディア、2015年)

◯岩田規久男『国際金融入門 新版』(岩波新書、2009年)

◯横山昭雄『真説 経済・金融の仕組み』(日本評論社、2015年)

🟡金井雄一・中西聡・福澤直樹編『世界経済の歴史』(名古屋大学出版会、2010年)(とくに第9章 信用システムの生成と展開ー経済活動と金融 [金井雄一]

🟡上川孝夫・矢後和彦『国際金融史』(有斐閣、2007年)

🟡山本栄治『国際通貨システム』(岩波書店、1997年)

🟡石見徹『国際通貨・金融システムの歴史 1870-1990』(有斐閣、1995年)

◯奥田宏司『ドル体制、ユーロ、円』(日本経済評論社、2002年)

◯谷口明丈・須藤功『現代アメリカ経済史 「問題大国」の出現」(有斐閣、2017年)

◯佐々木隆雄『アメリカの通商政策』(岩波新書、1997年)

◯スーザン・ストレンジ(西川潤・佐藤元彦訳)『国家と市場 国際政治経済学入門』(ちくま学芸文庫、2020年)

◯スーザン・ストレンジ(櫻井公人・櫻井純理・高嶋正晴訳)『マッド・マネー カジノ資本主義の現段階』(岩波現代文庫、2009年)

◯スーザン・ストレンジ(小林襄治訳)『カジノ資本主義』(岩波現代文庫、2007年)

◯石見徹・伊藤元重編『国際資本移動と累積債務』(東京大学出版会、1990年)(とくに第8章 ラテン・アメリカにおける「開発」と債務[森田桐郎])

🟡大田英明『IMF(国際通貨基金) 使命と誤算』(中公新書、2009年)

◯浜野潔・井奥成彦・中村宗悦・岸田真・永江雅和・牛島利明『日本経済史 1600-2000』(慶應義塾大学出版会、2009年)

◯岩永憲治『金融暴落! グレートリセットに備えよ』(集英社、2023年)

🔴下村治『日本は悪くない 悪いのはアメリカだ』(文春文庫、2009年)

☞経済に苦手意識がある方におすすめ。池田勇人内閣「所得倍増計画」のブレーンだった下村治さんがアメリカの主張を理路整然と論駁していくこの本を読んで「経済の話もこんな風に考えればちゃんと分かるんだ」と理解できたからこそ、私は「基軸通貨ドル」などという無謀な連載を始められた。

🔴ジョン・メイナード・ケインズ(山岡洋一訳)『ケインズ 説得論集』(2021年 日経ビジネス人文庫)

☞読後感が下村治さんと非常に似ていて面白かった。トッド・ケインズ・下村治の共通点は、ごく普通の人の健全な倫理観と、非常に高度な実務的知性が共存し、それを普通の人に分かるように書くことに情熱を持っているところだと思う。共感できる人たちだ。

🟡John Maynard Keynes, The Economic Consequences of the Peace, 1919(Kindle版)

🔴ロバート・スキデルスキー(村井章子訳)『ジョン・メイナード・ケインズ 1883−1946 経済学者、思想家、ステーツマン』(上・下)(日本経済新聞出版、2023年)

☞伝記だが、本物の経済学者が書いているので理論の説明もしっかりしている。経済理論と現実社会のつながりを理解するのに最適。ケインズの人柄・人生も面白い。適当に飛ばしながら読んでも「ケインズのことなら生半可な経済学者なんかより俺の方がよく知ってるぜ」という気分になれる。

🟡エマニュエル・トッド(石崎晴己訳)『帝国以後』(藤原書店、2003年)

🟡Michael Hudson, Super Imperialism, The Origin and Fundamentals of U.S. World Dominance, Second Edition, Pluto Press, 2003(旧版の抄訳として、マイケル・ハドソン「超帝国主義国家 アメリカの内幕」(徳間書店、2002年))

論文

◯矢吹満男「スタグフレーションからサブプライム・世界経済危機へ(上)」専修経済学論集51巻3号(2015年)

◯黒田晃生「日本銀行の金融政策(1984-1989年)-プラザ合意と「バブル」の生成」明治大学社会科学研究所紀要 47巻1号(2008年10月)

◯小崎晃義「ロシア金融危機の影響と課題

◯板木雅彦「国際過剰資本の誕生」経済理論 43巻2号(2006年7月)

◯侘美光彦「現代変動相場制分析(1)」経済学季報(立正大学)53巻1/2号75頁

◯内閣府 経済社会総合研究所「バブル/デフレ期の日本経済と経済政策」歴史編(第2部第2章 プラザ合意後の円高の進行と円高不況 等)www.esri.cao.go.jp/jp/esri/prj/sbubble/history/history_01/analysis_01_02_02.pdf


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